眠ノ記

世界一眠たい声の嫁をもつ男のうとうと雑記ブログ

【冷夏注意】人生で心に残ったダジャレ3選

いやあ、ついに働き始めてしまいました。10数年ぶりのスーツは思いのほかしんどいですね。クールビズを考えた人にはノーベル平和賞&化学賞をダブルで差し上げたいです。

 

突然ですが、今回はダジャレの話をします。

もちろんとてもくだらないですよ。なんか暑くてどうでもよくなったのと、たまたま過去の遺物が心に浮かんだので。人生で出会ったとびきりくだらないのを、ドドンと三発打ち上げたいと思います。

 

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壱発目、さわやかになるひととき

最初にご紹介するのは僕のダジャレの原体験です。言葉で感情をくすぐる。そんな世界があるんだ!と衝撃を受けた一件です。

 

時は1980's。僕はまだ小学生でした。

幼馴染Aくんの両親が営む酒屋に、よっちゃんというお兄さんが働いていたのです。27、8歳くらいかなあ。ベタに前掛けつけて、口ひげで。堀内孝雄から善のオーラを全て奪い取ったみたいな顔をしていました。

 

よっちゃんはなかなかふざけた人でした。コツコツ貯めたお金で車を買うと、自分の勤め先である店の前に堂々と横づけて

「ガキども魔法の車だ! ひらけって言ってみな!」と言うのです。

まだウィンドウ閉まってるからものすごいシャウトですよ。

 

僕たちが嬉々として「ひらけ!」と叫ぶと、よっちゃんはどや顔でウィンドウを開けてくれました。

若い人は知らないかもしれませんが、ウィンドウって昔は手動でレバーをぐるぐる回さないと開かなかったんですよ。なのによっちゃんは両手をパーにして、こちらに見せながら開けたもんだから、僕らはびっくり→大喜び。

まあ、肘でボタン押してたんですけどね。

そんな子供心をもった人でした。一緒にファミコンもやったし。

 

そんなよっちゃんが、一度だけ怒った時があったんです。重い空きビンを何箱も片付けてる時に、子供たちが束になって遊ぼうとせがんだんですね。いっても職場ですから、いつまでもうろちょろされてはたまりません。

見かねたよっちゃんはついに、くぐもった緑色の空き瓶を1本手に取りました。おもむろに振り上げ、恐怖におののく子供たちに向かって叫びます。

 

コラ・コーラ!

 

もちろん思いきしすべりました。ただどっちかというと、面白くないというより、みんな状況が飲み込めなかったんですよね。

いま、異国のさわやかな風が吹いた。そんな感じでした。

今振り返ってみるとわりとちゃんとしたダジャレだと思うんですよ。自分の生業も活かしている。強めに怒ることで緊張と緩和もできている。ただ、笑いとして受け止めるには、子供にとってちょっと高度すぎたんだと思います。

これが僕のダジャレはじめの一歩。なんかすごいな、でも自分ではやりたくないな。そう子供心に誓いましたね。

 

 

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弐発目、プロが見せた匠の技

シンプルに完成度ならこれが一番かもしれない。

言ったのはさまぁ~ずの三村さんです。ちゃんと考えたボケもできるし、即興も強い。なによりくだらなさの匠ともいえる存在です。三村さんのダジャレを聞いたとき、やっぱりプロは格が違うなと思いましたね。

 

ある番組で、所ジョージさんが

「このタピオカでダジャレ言える人いる?」とムチャぶりをしたんです。

周りにいた人たちはさっそく頭をひねります。そのうちに、所さんも負けじとあれこれ考え始めました。

そんな中、ひとりのプロフェッショナルがさらりとつぶやきます。

 

タピオカ、タピオカなー。(食べよかなー)

 

発想力、無駄のなさ、下らなさ。どれをとっても一級品のそれ。また言い方も絶妙にかわいいんですよね。おじさんの憎たらしさとかわいさは紙一重で、三村さんはその辺が抜群にうまいと思います。思わず所さんも「いいね!」と吹き出し大喜利は一発で終わってしまいました。

ダジャレにも正解ってあるんだな。そう感心させられたプロの仕業です。

 

 

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参発目、追い込まれた御曹司

ラストは、友達が追い込まれていったやつ。素人がひねり出した何もかもダメなやつで、妙にツボにはまってしまったってパターンですね。

 

その日、僕たち一行はガラにもなくはしゃいでました。みんな社会人になりたてで浮かれてたんでしょうね。たくさん飲んで、柄にもなくキャバクラにも行きました。その後でカラオケ。みんな心も体もゆるゆるです。

 

その中に、西園寺君という異色の存在の子がいたんです。大金持ちで、初任給も僕らの10倍くらいあるんだけど、ちゃんと庶民感覚を失わない良い子でした。もちろん自分から一発ギャグを言ったりなんてしませんし、振られるキャラでもありません。

 

でも、その日だけは違いました。

みんな誰が誰かを区別がつかないような状態だったせいで、誰かが西園寺君にふってしまったらしいんです。そう、ダジャレを。

「新宿にちなんだ面白いのを頼む」と。

 

僕の記憶があるのはここからです。 自分がいるのは新宿駅南口で、なぜか西園寺君に注目が集まっている。とても断れる空気ではなさそうだ。未曾有の恐怖とワクワク感です。できるのか…西園寺!

 

でも、そこはさすがに大金持ち。引き出しの数が違います。ドバイ級のスケールで、僕たちの発想を大きく裏切ってくれました。

 

 

無理だよー、と軽く左ジャブ。

 

絶対面白くならないってー、と今度は強めのジャブ。

 

からの、

 

「ムリムリムリムリ、無理新宿」

 

これですよ。

言われた瞬間、僕の両膝の皿は完全に砕け散りました。夜の街の片隅、売れないギター弾きと酔っ払いにまぎれて、まるで害虫のようにひっくり返って笑い転げたのです。いえ、分かります。そうでしょう。みなさんには何が面白いのかちっとも分からないですよね。

悪ノリ、身内ノリ、深夜ノリ。無駄にいいリズムと、それでいて心中を持ち出すという金持ちらしからぬダークさ。西園寺君は新境地を開拓すると同時に、大切な何かと心中してしまったようです。いうなればジャズのスケールアウト。はたまた菅田将暉の外したオシャレ。言い過ぎでしょうか、いやしかし!あれほど心の臓にスマッシュヒットしたダジャレは、あれ以来お目にかかっていません。

 

 

 

いかがでしょうか。夏の夜空にあげた、きたねえ花火三連発でした。

不器用でも、未完成でも、これが僕のベスト3。ほんの少しでもあなたの暮らしを涼しく出来たなら幸いです。寝れない夜にでも、あなたの心に残ったマイベスト3を思い出してみてくださいね。

ブログ名を変えました

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我ながらポップすぎるブログ名が似合わないと思い、『眠ノ記』に変えました。

眠らせたい現実はこっそり書きつけ、眠りにつけない過去たちは赤裸々に書き起こし。やっていこうと思います。

ネムノキの花言葉は「胸のときめき」だってさ。

 

がんばりますので、今後ともよろしくお願いします。

パワプロで学ぶ将棋棋士④(最終回)

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パワプロ棋士紹介も今回でいよいよラスト。せっかくなので、ちょうど1年前に買った8大タイトル8人揮毫のレア扇子を出してみました。嘘みたいだろ…1年で棋王以外全員変わってるんだぜ…?

今を生きる将棋界。タイトル保持者がまた変わる前に更新しちゃおう。

 

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パワプロで学ぶ将棋棋士③(全4回)

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パワプロ✖️将棋、3回目。好きなもののコラボなのでガーッと書ける反面、いったい僕は何をしてるんだという愚問が頭をよぎります。でも、楽しいってそういうことですよね。今回からピッチャー編です。

 

打者に比べると能力の基準はあいまいで、コントロールは指し手の精度、スタミナは対局時間が長いのと短いのどちらが得意かとかそんな感じですね。変化球はリアルガチで適当です。

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パワプロで学ぶ将棋棋士②(全4回)

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パワプロ✖️将棋第2弾。野手の後半戦へまいりましょう。能力の見方などは前回分、

パワプロで学ぶ将棋棋士①(全4回)を参考にしてください。そこまで専門的なことは書いていないので、特に見なくても普通に読めるとは思います。

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パワプロで学ぶ将棋棋士①(全4回)

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200人足らずの少数精鋭ながらキャラが濃いことで知られる将棋界。将棋が詳しくない方でも魅力が伝わるように、パワプロで再現してみました。野球がわからない方でも読めるようにコラムを書いているので、ちょっとでも興味あったら見てみてくださいね。

※羽生世代以降の棋士、全盛期想定(全員じゃないです)
パワプロ2018、PS4版で作成
※ユニフォームは将棋連盟の野球チーム・キングスを再現

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経験者が語る、長期ニートの就活戦略(後編)

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ニートの就活戦略後半戦。今回は、具体的にどうやって内定を勝ち取るかをアドバイスニート経験のないアドバイザーに比べると、泥臭く実践的な方法をお伝えできるかと思います。

 

後半の目次

  • 面接はざっくり分けて4タイプ、理想の展開を考える
  • 内定を取る小技を伝授しよう
    • 正攻法:質問タイムが最重要
    • ニートならではの技:すべては個性、逆手にとって印象づけろ
    • 緊急必殺技:体育会系はワンパンKO
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