眠ノ記

寝言と黒歴史を丁寧に磨いてお出しします

最近、店員と目が合わない

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最近、いろんなお店で店員と目が合わなくなっている。
ラーメン屋の頑固おやじも、パン屋のかわいいあの子も。食券や商品を受け取ると、実に無駄なく職務をこなす。まさに処理という感じ。ポイントカードだアプリだと情報量が増えて早口だから、ますます機械と接している気分になってくる。

 

僕が東京の真ん中に住んでるってこともあるんだろうけど、妙に気になって止まらない。

 

昔からそうだったっけ?

それとも僕がおじさんと呼ばれる年代に入り、自然と人々の視界から消えたから?

いや違う。レジに並んで観察してみても、前に並ぶ人みんなが目を合わせてもらっていない。

 

 

書店員については、昔からそういう接客をするイメージがあった。

「こちらかばーおかけしますか(いえ)ふくろおつけしますか(いえ)おそれいりますれしーとはさませていただきます(はい)かーどやちゅうしゃけんおもちですか(いいえ)ありがとうございますまたおこしくださいませ(どうも)」

※()は僕の返事

すごく早口だなーとは思ってたけど、職人気質というか、見るからに会話が得意じゃなさそうな人が多かったから、そこまで気にしたことがなかった。一時よりは、文化系の人たちもだいぶ社交的になってきたしね。

 

逆に、年々気になるのはケーキ屋だ。

ご褒美、記念日、サプライズ。そんなハレの権化みたいな商品を扱っているのにも関わらず、終始無表情で接客されると、違和感がすごい。

こっちの身にもなってほしい。

無機質な空間で、

「えーと、ムース・ア・ラ・ピスタシュと・・・タルトレット・フリュイ・セゾン」

なんて魔法みたいな言葉を暗唱する辛さを。それならもう「1番」とか「4番」と書いておいてほしい、タバコみたいに。

 

もちろん僕も実際はむちゃくちゃ憤っているわけでもないし、お釣りを渡すときに手をサンドイッチするような温もり接客を求めているわけでもないんだけど、あまりに事務的だと思うところはある。

購買者側が無駄のないサービスを求めてきたのかもしれない、とか。こっちも向こうを見ない方がいいのかなあとか。

 

逆に、「目を合わせてくるお店」を考えてみる。

よく行く店でパッと思いつくのは、

・スタバ

サーティワン

・服屋とか、単価の高いお店

外国ルーツのお店はキャラ的にフランクだし、一定ラインより高い商品やサービスを提供しているところは、当然、接客態度にも気を使っている。コンビニでも、外国の人はわりと合わせてくる印象。

 

今後、無人化するお店が増えて、そのへんの水準はフラットになっていくのかもしれない。でもしばらくは人対人だから、ペッパー君に負けず、もう少しこちらを見てほしいと思う。

「レジ打ってるあいだ両目に10円玉はめてても店員気づかない説」でも検証してみようかな。