眠ノ記

寝言と黒歴史を丁寧に磨いてお出しします

やつあたり骨折、痛杉内俊哉

横浜DeNAベイスターズのパットン選手が冷蔵庫を殴って骨折しましたね。

 

 

日本プロ野球界では、2004年の杉内俊哉選手(当時ダイエー)がベンチを殴って以来でしょうか。社会人として不適格としか思えないこの行動、僕には責めることができません。

 

だって、経験者だから…。

 

普通なら恥ずかしくて言えたもんじゃないですが、ブログはむしろそういう過去をさらけ出すために始めたもの。これを機に懺悔したいと思います。

 

 

 

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まずは基本情報をおさらいだ!

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殴ったのはどこ?→駅のコンクリート

殴ったのはなぜ?→営業部長に腹が立って

繰り出した技は?→右ストレート一閃

ケガの具合は?→中指半壊、薬指&小指は甲のほうまで完全破壊

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当時ブラック企業で働いていた僕は、寝不足、クレーム対応、上司からの理詰め&暴力(R&B)でかなり弱っていました。おまけに相談相手と慕っていた総務の女性は、憎き営業部長とデキているという罠。僕が裏で愚痴るとイビリがエスカレートするという地獄絵図です。

 

当時彼女だった嫁に送ったメールは、

「今日は疲れたから@ぱsjふぃjjわえいお;fぇk」

みたいな感じ。シラフでも。いろいろ限界だったんでしょうね。

 

そしてある週末の夜中3時。

長い長い飲み会という名の説教を終えた帰り道に、とうとう僕は壁を殴ってしまいました。

飲み会中、営業部長は僕を壁際に立たせて、ギリギリ当たらないように後ろの壁を殴るというくだらない遊びに興じてました(こっちは居酒屋の木の壁)。おそらくそれが、僕が正気を失った主因だったと思います。

 

 

パァン。

 

 

誰もいない駅に、聞いたこともないほどかん高いパンチの音が響き渡ります。右手の感覚は、まさにおせんべいを割った時のそれ。一発でヤバイことになったとわかりました。全神経がぎゅーっと拳に集中して、意識が遠のいていきます。

「お前何してんねん!」

後ろから飛んでくる先輩の声でなんとか我に返ると、そのまま緊急外来へ。応急処置を終えたあと、握力0で後悔を握りしめながらファミレスで始発を待ちました。

 

パットン選手と杉内選手は、第5中手骨骨折。つまり小指をやったわけですね。小指ってものすごく弱いので、手だけでものを殴ると一本だけ折れがちです。

ただ僕は、はじめの一歩に感化されて3か月くらいボクシングジムに通ったけどサンドバッグ打ってるだけで月謝2万5千円は高すぎてやめたという経歴の持ち主。基本通りに腰を回し、肩を入れて、しっかり壁に力を伝えてしまいました。その結果、拳の半分を砕くという大惨事に。

 

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気分は輪島功一対柳済斗の15R。魂の右です。

 

結局、「草野球でダイビングキャッチをした」とダイナミックな嘘をついて、次の週から普通に仕事しました。ミトンみたいなギプスつけて。スーツにですよ。

おかげさまでその時期、営業先では天気の子ならぬ「骨折の子」としてやたら名前が売れました。名刺交換のもたつき具合といったらないものの、まあ、怪我の功名というやつですね。

会社では、逆にそのミトンめがけてパンチされるという新種のイビリが生まれました。

 

 

 

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後日あらためて大きな病院に行ったところ、拳に7〜8センチくらいのボルトを3本、刺し入れる手術をすることになりました。二の腕あたりをバンドできつく締めて、局部麻酔をして、仕切り布の向こうでゴリゴリゴリ…。拳の改造手術というのはなかなか得難い経験です。

とはいえ手術中ずーっと腕をぞうきんで絞られてるみたいで痛かったし、波動拳くらい出せるようになっていないと割りに合いませんが。

 

 

ということで、短気は損気。みなさんくれぐれもお気をつけください。嫌な人がいたら写真を撮らせてもらって、月謝払ってサンドバッグに貼って殴るように。

 

それに妙な巡り合わせもあるもので。

僕と杉内俊哉選手は身長が同じで、生まれも同じ九州、生年月日もまったく同じです。あなたと私がやつあたりしたから、10月30日はやつあたり記念日ですね。

ちなみに同じ誕生日の有名人は、マラドーナ神取忍チェ・ホンマン鬼束ちひろ…ほらほらほら、なんかやらかしそうでしょ!

 

あ、パットン選手とは誕生日も違うし、横浜行ったことあるくらいしか共通点ないです。