40歳になりました。
39からの1年間は、29→30と比べても感慨深かったというか。
「俺は立派な人になれてるんだろうか」
みたいなことも考えましたね。
実際は、狭いキッチンで嫁とすれ違う時にケツがぶつかって、
「てめー、いまボディこすったろバカ野郎」
とミニコントをはじめるくらいの人間でしかないわけですけれども。
そんな僕もいまやちょっとした管理職です。
毎日何かの数値が悪いと上層部に怒られています。
尿酸値も高いです。
気と腎臓を引き締めて、頑張ろうと思います。
パンみたいな靴をもらった
合わせて1年ぶりくらいに服を買った(全身)
それにしても飲食店のバイトって最強
いやー、それにしても飲食店のバイトって最強ですよね。というのも、いまの職場で教えてる同僚のうち、飲食店経験のある子とない子ですべての覚えがまあ違う。僕自身も経験がありますが、今となっては、若いときにやっておいてよかったことの最たるものです。
とはいえ、僕が初めて職にありついたのは
・モスバーガー(帽子が嫌で1日で飛ぶ)
・ワタミ(男の店長がベタベタ触ってきたので1日で飛ぶ)
・●ニーズ(昼時に電話してくるなバカ野郎と怒鳴られて面接すらできず)
・立川の古きバー(オールバックにしろと言われて拒否)
と4つの痛みを経た後。
記事「下戸とバーテンダーの日々」も紹介した八王子のバーである程度接客業に慣れた後、人間らしい生活(賃金)を求めてサンマルクカフェに長くお世話になることになるわけです。
ざっと見につくものを挙げてみると、
〇話しかける度胸
〇話しかけられる愛嬌(暇すぎて話しかけてくる人はどこにでもいる)
〇手が空いたときに仕事を見つける積極性(と、やってる感の醸成)
〇どこでも大声が出せる割り切り
〇立ち仕事への忍耐力
〇金銭感覚
〇掃除、虫や汚いものを片づける経験
〇料理の提供時間、ストック補充などで培うタイムキープ力
〇笑顔
〇やべー客の観察力
〇日本人がみんないい人ってわけじゃないんだなという現実への目覚め(とあきらめ)
などなど。
初めて社会に出たのは営業職ですが、あの飲食バイト期はどんな営業研修よりよっぽど営業研修だったような気がします。
〇コミュ力とは何か?
会社の話に戻すと、できない子はやっぱりコミュ力がありませんね。
「コミュ力とは何?」っていうのはいろんな言い方ができると思います。正確に伝える、アドリブ対応力、気づくセンス…その中で僕が自分なりの言葉で強調するとしたら、「常にオンかどうか」ということになるでしょうか。
相手は常に感情で動いているし、メールやラインや持ち帰って考えられることばかりじゃない。
そして、時には理不尽なことも起こる。
そのへんのライブ感をギュッと詰めて投げつけてくれるのが、飲食店のバイトだと、大人になってふと立ち返ったこの頃です。
飲食店のバイト(ホール)最強!
うーんでもやっぱカラオケの客引きと迷う!
アイツらもサイコパス級に度胸あるんだよなー。
~終~
お久しぶりでした。